hiroの長い冒険日記

主にコンピュータ周辺の興味を持った内容を綴ります

新PC Storageの取付と起動時間の比較

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前回は、新PCの UEFI BIOS の CSM(Compatibility Support Module) を有効にして、旧PCから Windows10 Pro の SSD のみを移し、起動・Windows のライセンス再認証が成功した所まで記載した。
hiro20180901.hatenablog.com

無事に再認証された事から、今回は他の Storage を全て新PCに移し、常用できる状態まで設定した。また、新PC の重要な点の一つである起動時間の短縮が図れたかどうかを確認してみた。

Storage の新PCへの取付け

(しまった...写真を撮るのを忘れていた...)
旧PCには、Blu-ray Drive (5in.)、SSD x 2、HDD x 1 の合計4基の SATA Devices を接続していた。これらは全て流用するため、旧PCから取外し、新PCへ取り付けた。

Blu-ray Drive

これまでの PC Case は、5in. Storage Space は四方を囲まれた箇所に差し込むようにして取り付けていた。
www.fractal-design.com
Fractal Design DEFINE R6 では、Manual によると前方のカバーを取り外し、Drive 前面に近い側で4本のネジで取り付けるようになっている。本体だけ見てもよく分からなかったが、Manual が良く出来ていて分かりやすかった。

流石に固定は甘め、グラつきが少しある。様子見。

SSD x 2、HDD x 1

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SSD は向かって右下の裏面配線側に2基共に取り付けた。

HDD は、Fan の風を遮らないように、左側の下方に取り付けたかったが、SATA 電源ケーブルは2本しかなく、5in. Drive に取り付けると長さが不足していた。とりあえず、一番上段に取り付けてみた。冷却状態を見て、必要なら電源ケーブルを1本追加し、下方に移す事とした。

前々回も書いたが、3.5in. Drive は少しグラつきがある。

起動チェック

全ての Storage を接続し、認識できる事を確認した。Windows10 Pro は問題なし。

SSD に入れていた Linux も起動出来た。

  • UEFI BIOS で起動ドライブとして選択できなかった。直接選ぶと起動できた。
  • Network 接続OK。(Realtek なので心配していたが)
  • lm-sensors & xsensors は全滅。何も表示できなかった。X570 Chipset は未だなのだろう。
  • 他は特に問題無さそう。

もう少ししたら、Linux 周りも確認する。

CrystalDiskMark 比較

体感としてだいぶ速くなっているので、SanDisk Ultra3D SSD 1TB の CrystalDiskMark を旧PCと比較してみた。

新PC:
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旧PC: 左SATA3.0Gb/s、右SATA6.0Gb/s
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旧PCで常用していたのは SATA3.0Gb/s なので、特に Random Access が向上している影響で、体感が良くなっているようだ。

起動時間の比較

過去に、旧PCの起動時間を測定していた。
hiro20180901.hatenablog.com
同じ条件で、新PCでも起動時間を測定してみた。今回は、電源ONからログオン画面までで比較した。

結果:

期間 旧PC HDD 旧PC SSD 新PC SSD
電源ON~BIOS画面 19秒 19秒 13秒
Windows読込開始 12秒 12秒 7秒
~ログオン画面 59秒 22秒 9秒
合計 90秒 53秒 29秒

電源ONから30秒でログオン画面が表示された。未だ UEFI BIOS で CSM 有効、SSD/HDD は MBR の状態だが、これまでと比較して十分高速になっている。

まとめ

  • SSD/HDD、Blu-ray Drive は問題なく認識できた。
  • SATA6.0Gb/s 接続となり、SanDisk Ultra3D の速度がやっと有効に活用できるようになった。
  • 新PC では、電源ONからWindows10ログオン画面が出るまでの時間が、旧PCの半分となった。

SSD/HDD を GPT に移行し、CSM 無効に出来れば、より高速に起動できると考えている。少しずつやってみる予定である。

私が購入した時から、型番が少し変わり、安価になっていた。SanDisk はトラブルなく安心して使用できている。おすすめ。