hiroの長い冒険日記

主にコンピュータ周辺の興味を持った内容を綴ります

【長いx2冒険日記】日記更新 Raspberry Pi OS 64-bit を qemu 7.2.0 で動作させる、他

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長いx2冒険日記を更新しました。

LiteSpeed Cache プラグイン Ver.5.4 へ更新

hiro20180901.com

WordPress の LiteSpeed Cache プラグインを Ver.5.4 に更新しました。

上記にも記載しましたが、長いx2冒険日記を始めてから 3回目の更新でした。タイトルにもある通りこのブログは「日記」ですので、その日近辺に起きた出来事を記録する事も目的の一つです。

WordPressプラグインの更新も、トラブルがあればネタになりますし、トラブルが無いとしても問題なく使えているという記録になりますので、日記で主に扱っているプラグインについては「何時更新したか」「問題があったかなかったか」についても書いておこうと考えています。

WordPressCocoon テーマに加え、LiteSpeed Cache プラグインについても更新した日付には記録を残します。今回もトラブルなく更新できて一安心でした。

Raspberry Pi OS 64-bit を qemu 7.2.0 で動作させる

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qemux86_64 以外のアーキテクチャ仮想マシンを動作させたいという事は、このはてなブログ側の日記でも幾度か書いた記憶があります。昔から x86 以外のアーキテクチャLinux を動作させてみたいという気持ちがあって、PowerPC では OpenBlockS と玄箱を使用していました。始めは玄箱PowerPC バイナリを作成していましたが、高速化できないかと、一時は PowerPC 版の iMac を購入する事も検討していました。流石に場所を取る事と使用頻度が低いので、メイン PC の Linux にクロスコンパイル環境を作って対処していました。

当時は時間があれば source を入手して compile、error が出たら直して recompile、の繰り返し。OpenBlockS の kernel も書き換えて遊んでいました。

今でも、時間が取れたら、x86 以外のアーキテクチャでイチから Linux 環境を作成したいという願望はあります。(x86 版の Linux From Scratch はコンプリート済みです)

とはいえ、学生時代と比べたら自分で使える時間は僅か、それも細切れですので、腰を据えて取り組むのは子供が手を離れてからになりそうです。

Raspberry Pi は、現在のような入手困難な状況になる前に手に入れておけばよかったと残念に思っています。ブレッドボードとセットで購入しておけば、色々と遊べたのに…。今更言ってもしょうがない事ですので、先ずは qemu 仮想マシンRaspberry Pi OS を使って遊んでみます。

改めて Raspberry Pi OS を qemu で動作させる記事についてググってみると、「最新の Raspberry Pi OS では GUI は表示できないので、古い Raspberry Pi OS を使いましょう」という記事ばかりでした。でも、qemu の version も上がっているので、たぶん大丈夫かな?と考えて、qemu 7.2.0 で試してみました。

Windows11 版の qemu 7.2.0 では、何の問題もなく GUI が表示されました。拍子抜けです。frame buffer の認識状況等を確認した後、WSL2 Ubuntu で試した所玉砕。

WSL2 Ubuntu 22.04 LTS ではダメ、22.10 に上げて qemu 7.0.0 にしてもダメ。この時点では WSL2 / WSLg の問題なのか、gtkSDL が原因なのか、spice や vnc を使えば表示できるか、と色々とやってみましたが、全てダメでした。WSL2 Ubuntu 22.04 LTS や 22.10 では qemu 7.2.0 の package を簡単に install する方法が見つかりませんでした。

Debian 11 だと backports で qemu 7.2.0 を入れられそうでしたので、WSL2 Debian 11 を install して試した所、こちらではすんなり GUI が表示されました。拍子抜けその2。

その後、Ubuntu 23.04 が4月21日に公開された事を知って、こちらで試しても GUI が簡単に表示されました。拍子抜けその3。

ここまで確認できてから、今回の記事を書き始めました。複数の記事に分けようかとも考えましたが、まとまって見られる方が便利かと思い、一つの記事にしました。

GUI で起動した仮想マシンが想像していたよりも応答が悪い (文字入力でもたまに引っ掛かる) ので、CUI の環境でも3パターンでテストしました。CUI ならそれなりに動作します。

はてなブログの過去記事の検証でもそうでしたが、複数の仮想マシンでの検証って思いのほか時間を要します。今回も、qemu で起動して、ネットワーク接続確認に ping を使用すると unreachable、変だと思い qemu の NAT について調べると ICMP は通さない設定になっているとか、不具合が出る度に調査、疑問に感じた事を調査、と繰り返すので、一つの記事にまとめるまでに時間を要しました。

上記の記事では、そのような紆余曲折は整理・省略して、ある程度ストーリ建てを考えていますので、それなりにまとまったと個人的には思っています。その分、取り掛かってから記事を公開するまでは一週間程度要しています。

こちらの日記は推敲せずに思いついた儘に書き散らしていますので、文字数の割に作成する時間は少なめです。(ここまで2500文字で30分弱)。頭の中で整理してから書き始めて一度で完成稿を書き上げるのに憧れますが、私には難しそうです。