hiroの長い冒険日記

主にコンピュータ周辺の興味を持った内容を綴ります

ツインバード製ホームベーカリーを購入

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新型コロナ対策としてステイホームが推奨されている中、家族は餃子を皮から作ったり肉まんを作ったり、小麦粉の加工品を作って楽しんでいます。そんな中、妻より「こねるのが大変なんだけど」「パンも作ってみたいんだけど」との声が挙がってきました。毎朝の食パンを自宅で作るのも良いかと思い、ホームベーカリー(パン焼き器)を購入しましたので、使い勝手について書いてみます。

妻からの要望

妻からの要望は大きく分けて二つあります。

  1. 餃子の皮や肉まんの生地を楽に作る事
  2. 朝食の食パンを自宅で作る事

焼く前までの工程であればニーダーが向いていると思います。

でも、そこまで使用頻度は高く無いし一度の作製量も少ないので、ニーダーでは能力過剰と考えて選択肢から外しました。

市販されているホームベーカリーには、焼く前までの「こねる」「寝かす(発酵させる)」機能が付いています。今回はホームベーカリーを購入する事にしました。

ホームベーカリー PY-E635W

今回購入したホームベーカリーは、ツインバード製の PY-E635W という機種です。

初めてホームベーカリーを購入しますし、最初から高級機じゃなくても、との考えから比較的安価な PY-E635W を選択しました。

同じような考えの人が多かったのか、Amazon で注文しようとした12月には3月上旬入荷予定と書かれていて、価格も上昇していました。年明けには価格が落ち着いてきて即納になったので、1月下旬に注文しました。

ホームベーカリー PY-E635W の機能

ホームベーカリー PY-E635W のメーカーのページです。

ツインバード工業株式会社 / ホームベーカリー

作ることのできるメニューが1から16まで設定できるようになっています。1~7まではパンを焼き上げるまで、8から10までは生地作り、11~13はバラエティーメニュー、14から16は各工程の独立モードです。

  1. 食パン
  2. 早焼きパン
  3. ソフトパン
  4. スイートパン
  5. 全粒粉パン
  6. フランスパン風
  7. ごはんパン
  8. パン生地
  9. ピザ生地
  10. うどん生地
  11. もち
  12. 焼いも
  13. 甘酒
  14. こね
  15. 発酵
  16. 焼き

作り方も取扱説明書に書いてありますので、男性でも簡単にパンを作ることが出来ると思います。

必要な道具

最低限必要なのは秤です。私は TANITA の秤を購入しました。

0.1g まで測定できる秤があると便利です。

それ以外には、通常台所にある小皿やボウル等があればOKです。

実際に食パンを作ってみた

食パンを作るのに必要な時間は4時間30分と書かれています。タイマー機能がありますので、出来上がる時間を計算して夜のうちに仕込んでいます。

材料

食パン一斤を作るのに必要な材料と必要量は取扱説明書には次のように書かれています。

材料 1斤に必要な量
220ml
砂糖 20g (大さじ2)
5.4g (小さじ1)
スキムミルク 8g (大さじ1)
無塩バター 10g
強力粉 300g
ドライイースト 3g (小さじ1)

スキムミルクドライイーストは小分けされた物も売っていますので、パン作りだけに使用するのであればこちらの方が便利かと思います。

作り方

  1. パンケースに水を入れる
  2. 計量した砂糖、塩、スキムミルク、バターを入れる
  3. 計量した小麦粉を入れる。液面が隠れるように満遍なく入れる
  4. 計量したドライイーストを、水に触れないように入れる
  5. パンケースを本体にセットする
  6. メニューNo. (食パンなら1)、パンサイズ (1斤 or 1.5斤)、焼き色 (うすい or 普通) を選択
  7. 出来上がり時間を計算してタイマーの時間をセットする
  8. スタートを押す

化学の実験のように、決まった量を計量して順番に入れるだけです。注意する点は、ドライイーストが水に触れないようにする事くらいです。

完成したパン

焼き色を普通にして出来たパンが下の写真になります。
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一斤なのでパンケース上端よりも下になっています。お店で売っているようなきれいな形ではありませんが、焼き上がり直後に食べると、市販品とは比べ物にならない位、香ばしくて美味しいです。パンの耳の部分は市販品より少し固めですが、白い部分はふんわりとしていて食べ応えがありました。

消費電力

Ratoc ワットチェッカーで食パンを作っている時の消費電力を記録しました。

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2:00 から 3:00 までがこねている所でしょうか。5:00過ぎから6:00頃までの電力の上下動は分かりませんが、6:00過ぎからの大きな電力の山はパンを焼いている所でしょうね。

トータルで 0.235 kWh でしたので、@25円/kWh として 5.9 円/一斤の電力が使われています。

食パン一斤を作る費用

食パン一斤を作るのに必要な費用をざっくりと計算してみました。食品スーパー価格ではなく、Amazon で見つけた金額を使用していますので、若干高めかと思います。

材料 単価 金額
220ml 0.05円/ml 11.0円
砂糖 20g 0.40円/g 8.0円
5.4g 0.35円/g 1.9円
スキムミルク 8g 0.16円/g 1.3円
無塩バター 10g 2.18円/g 21.8円
強力粉 300g 0.58円/g 173.2円
ドライイースト 3g 5.2円/g 15.5円
電気代 0.235kWh 25円/kWh 5.9円
合計 238.5円

強力粉が高いですね~日清カメリヤですが。探せばもっと安価な強力粉がありそうですので、半値位で入手できれば市販品と同程度の価格で作れそうです。

まとめ

ツインバード製のホームベーカリー PY-E635W を購入して食パンを作ってみました。焼きたては市販品より香ばしく、冷めても味の濃いパンが出来ました。未だ食パンしか作っていませんが、他の種類のパンにも挑戦してみたいと思います。強力粉やドライイーストの種類を変えると味も変わると思いますので、今の在庫がなくなったら変化を楽しみたいと考えています。

もう一つの妻の要望の「生地を作る」方はこれからです。試行錯誤して良い条件を見つける必要があると思います。

夜の間に台所で仕込んで朝には出来上がっているので、騒音についてはよく分かりません。朝方にパンの焼ける良い匂いが香ってくるのが良い目覚めに繋がっているような気もします。