hiroの長い冒険日記

主にコンピュータ周辺の興味を持った内容を綴ります

新しいソファーの購入と古いソファーの解体処分

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結婚当初に購入したソファーがくたびれてきたので、昨年の2020年10月に買い替えた。古いソファーの自治体の回収が3か月待ちで待ちきれないので、解体して通常ゴミとして処分した。その経緯について記す。

買い替え理由

最初のソファーは、見た目重視で安価な品という事で、ニトリで三人掛けの白いものを購入した。

子供が生まれ、大きくなるとソファーの上で跳ね回り、10年を超えてきたら座面がボコボコになってしまった。沈み込みが大きくなり、座っていても横になっていても違和感があった。また、ボールペンやサインペンで落書きした跡もあり、縫い目のほつれも出てきた。そろそろ買い替えたいなぁと考えながら、子供が小さいうちは新しく買っても同じ状態になるのが目に見えていた。

下の子も幼稚園年長になり、次第に言う事を理解できるようになったので、ソファーの買い替えを決めた。

新しいソファーの選定

条件は

  • 三人掛け
  • カウチ付き (カウチとは )
  • 革製 本革と合皮は実物を見て判断

ニトリのソファーは安価で、最初の座り心地も良かった。今回も同じニトリで買おうかと考えて下見に行くと、希望に近いソファーが見つかった。

www.nitori-net.jp

適度に固めでカウチもあり、座り心地もまずまず。

ただ、自宅に帰ってリビングの寸法や配置を確認すると、

  • カウチ付きだと窓が一部塞がれる。庭に面した窓が塞がれると同時に、ウッドデッキ側に出入りする窓への通路も無くなる。
  • ベージュ色を考えていたが、実物の色合いが好みに合わない。

という事が分かり、カウチ付きの条件は除外した。

他に良いソファーが無いか調べた所、近所にカリモク家具ショールームがあることが分かった。

www.karimoku.co.jp

コロナ禍の中なのでショールームの入場は予約制で、少ない訪問者の中でゆっくりと見る事ができた。ソファーを含め上から下まで質の良い家具を見て回った。眼福眼福。

展示されている様々なソファーを試すと、ZT73 モデルが良さそうだった。

products.karimoku.co.jp

カウチなしで、少し高い位置まで背もたれがあり、座面も広め。上の Amazon の写真は黒色の張地だが、ショールームでは木の部分と張地はサンプルから選択できる。見積を依頼した所、予算内だったのでこちらのソファーに決めた。

カリモク家具は直販はしておらず、間に代理店を挟む必要があった。今回は自宅を購入した際のハウスメーカーにお願いした。

新しいソファー ZT73 納品

古いソファーはとりあえず別の場所に移動し、発注から一か月程度の2020年11月末に納品となった。

木や張地を選んだだけあって、リビングの色合いと合った落ち着いた雰囲気で家族を含めてお気に入りのソファーとなった。座り心地も少し固めで良く、背もたれが高めで頭までサポートしてくれるので、座ってテレビやタブレットを使う時にも疲れにくい。3人掛けなので、大人でも足を延ばして横になることができ、休日に少し休む際にもゆっくりできる。

このソファーにゆったり座って、大画面のモニタやプロジェクタで好きな映画でもゆっくり見たいなぁと考えている。

古いソファーの処分

新しいソファーの座り心地に慣れてきて、別の場所に置いていた古いソファーは処分する必要があった。

自治体で粗大ごみの回収をしていて安価に処分する事はできるのだが、連絡すると3ヶ月待ち。持ち込みだと直ぐに出来るが、車に乗るサイズではない。他の回収業者は軒並み高価。このままでは処分できないので、通常ゴミとして出せる大きさまで分解して処分する事にした。

古いソファーの分解に使用した工具

工具を駆使して分解した。使用したのは以下の工具である。

電動ドリル

私の場合は、電動工具は有線式を購入するようにしている。充電式は取り回しが便利だが、使用頻度が少ない場合には、使いたい時に電池切れというパターンに陥りやすい。有線式なら延長ケーブルさえ準備していれば何時でも使うことができる。

電動ドリルは、できればトルクリミッター(クラッチ)付きで速度制御の出来るものを選んだ方が良い。新しい家具を購入して組み立てる時や、古い家具を分解処分する際に使用していて、作業性が向上している。

電動ジグソー

木材やプラスチック、金属の薄い板やパイプを切断するのに使用している。今回も長い角材を切断するのに使用した。こちらも有線式を使用している。替え刃が BOSCH タイプなので、ホームセンターで様々な用途の替え刃を入手しやすい。

貫通ドライバー マイナス

貫通ドライバーは、グリップ頭部分を叩いて使う事が出来るので、力仕事には便利である。貫通ではないドライバーのグリップを叩くのは使い方として間違っているので注意。出来るだけ大きいドライバーが良い。上のリンクは全長250mmの物。

ハンマー

プラスティックではない、金属製のハンマーが必須である。片側がくぎ抜きになっていて、打撃面が平面の物を選んで購入した。

プライヤー

ペンチよりもプライヤーの方が、今回の使い方には合っていた。グリップ部が樹脂製の方が握ったときに痛くない。

カッター

大型と小型のカッターの両方を持っていると便利である。大型は刃のロックが出来るものが良い。

古いソファーの分解

2020年12月の大掃除の際に、屋内から屋外のウッドデッキに移動した。関東地区は冬場は殆ど雨が降らないので、多少の期間であれば放置していてもびしょ濡れになることは無かった。

週末を利用して少しずつ分解を進めた。残念ながら写真を撮影していなかったので、手順を文章で記入しておく。

  1. 外側の合皮を剥がす。合皮部分はカッターで簡単に切れるので、開いた後に内部のスポンジ等の詰め物を取り出す。袋詰めして可燃物として処分した。合皮の一部は後々の為に残しておく。剥がしていくと、殆どが角材で出来ている事が分かる。
  2. バネを取り外す。座面にスプリングと波状のバネがあるので取り外す。スプリングは周囲の不織布を破って中の金属部を取り出す。不織布は可燃物、スプリングは不燃物。波状のバネはタッカー で強固に固定されているので、マイナスドライバーをタガネの様に使いハンマーで叩いてタッカーを取り外していく。不燃物。
  • ソファー内部の構造体は木材の組み合わせで出来ている。ただし、ネジで固定している部分は少なく、殆どがタッカーで固定されている。ネジは電動ドライバーで取外し、タッカーで固定されている部分はマイナスドライバーとハンマーで隙間を開くか、ハンマーで叩いて個々の木片に分解していく。
  • 長尺の木材については、自治体で回収できるサイズに切断する。
  • 木材にタッカーの先端が飛び出している場合には、ハンマーで叩いて引っ掛からないように処置しておく。
  • 運びやすいように、残しておいた外側の合皮で木材を包み紐で縛る。

本日2月5日の午前中で全ての作業が終了した。約1ヶ月の土日の作業で、実働で2日位かかっただろうか。考えていたよりも大変だった。別の用途で工具を購入済みだったのでやってみたが、自治体が直ぐに回収してくれるのであれば、やらなかったと思う。

分解して改めて内部を確認すると、ニトリ製のソファーの木材の質は悪かった。細めの木材を複雑に組み合わせてタッカーで固定する事で構造体の強度を増すような作り方で、木材の質は良くない。通常の使用には問題ないが、こういう見えない部分でコストダウンしているのだろう。

とはいえ、ソファー内部をじっくりとみる機会もそれほど無いので、良い経験になったと思う。