hiroの長い冒険日記

主にコンピュータ周辺の興味を持った内容を綴ります

Desktop PC 128GB SSD へ Ubuntu install (Hyper-V Pass through disk) その3

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Windows10 PC の Hyper-V Path through 機能を使用して、DVD や USB memory を使わずに、物理 SSDUbuntu を install した。その結果、

  1. 仮想マシンに物理 SSD を Path through 接続して起動
  2. 実 PC の物理 SSD から直接起動
  3. 仮想マシンと実 PC を切り替えて起動

の3種類がちゃんと機能する事を確認できた。
hiro20180901.hatenablog.com
次の段階として、物理 SSDHyper-V の第二世代で install してみて、仮想マシンと実 PC のどちらでも起動できるかどうか確認してみた。

Hyper-V 第一世代、第二世代の違い

turningp.jp

  • 第一世代は仮想マシンを想定していないゲストOS向け、より実機に近い仮想化
  • 第二世代は仮想マシンを想定しているゲストOS向け、効率の良い仮想化、UEFI対応

との認識で良いのかな。

Hyper-V 第二世代で Ubuntu install

これまでの仮想マシンは全て第一世代で作成してきた。第二世代で作成すると、以下の設定を変更する必要があった。ちなみに、既に第一世代でインストールしていた物理SSDUbuntu を第二世代の SCSI に接続しても、そのままでは起動できなかった。何か対策はあるかも。

これで DVD iso image から仮想マシンが起動できた。

install が終了し再起動すると、無事に Ubuntu が起動した。気持ち第一世代よりも速いかも。

Hyper-V 第二世代の物理 SSD から実PCで起動 (できなかった)

Hyper-V 第二世代のPath through 物理SSD から実PCで起動できるかどうか、BIOS の起動順を変更して試してみた。

結果は不可。

  • 起動すると grub のプロンプトに落ちる。
  • もう一度仮想マシンから起動すると、物理 SSD の install した partition を mount 出来ずに initramfs に落ちる。
  • fsck を手動で実行して修復でき、その後はちゃんと起動した。

仮想マシンのみで使用する場合には問題ないが、次のような事を考えている場合には注意が必要。

  • 実PC と仮想マシンで物理HDD/SSD と共用する場合
  • 仮想ディスク<->物理ディスクを行き来させようとする場合

結果

  • Hyper-V の第一世代でも第二世代でも、Ubuntu は問題なく起動できた。
  • 第二世代の仮想マシンでは、物理 SSDUbuntu DVD は SCSI に接続する。それ以外にも微調整が必要。
  • install が終了すれば、起動・停止と通常使用は、第一世代よりも速いと感じた。
  • Hyper-V 第二世代で Path through 物理ディスクを使用する場合には、仮想マシンからのみ使用でき、実PC (BIOS) からは起動できなかった。

UEFI に対応している最近の OS であれば、第二世代で install するのが良さそう。

Hyper-V 第一世代で install して、物理ディスク<->仮想ディスクの入れ替えをこの後に確認する予定。

次に続く...