hiroの長い冒険日記

主にコンピュータ周辺の興味を持った内容を綴ります

Desktop PC 128GB SSD へ Ubuntu install (Hyper-V Pass through disk) その2

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遊休となっていた 128GB SSD を Desktop PC へ接続し、物理SSDディスクを仮想マシンに接続、Ubuntuインストーラーを起動できる所まで確認できた。
hiro20180901.hatenablog.com
実際に物理SSDディスクに Ubuntu を install し、

  1. 仮想マシンとして起動できるか
  2. 実マシンとして起動できるか
  3. 相互に起動して問題ないか
  4. 物理から仮想、仮想から物理に切り替えられるか

を確認する。

仮想マシンを経由して物理ディスクへ Ubuntu install

後で物理ディスク<->仮想ディスクにするので install する領域は小さい方が良いが、先ずは最小構成で install し、動作を確認する。

  • 始めに Ubuntu の最小構成を選んで、それ以外を標準として install してみた、が、インストール自体は正常に終了するするものの、再起動すると文字化けした状態(多分日本語のエラーメッセージ)で Ubuntu が起動しない。
  • 英語モードで再インストールする。物理ディスクの Ubuntu に上書きするかどうか尋ねられるので、install は済んでいる模様。そのまま上書きして再起動すると、同じように文字化けした画面が出てくる。

Ubuntu が出しているメッセージじゃないのかな。

Ubuntu -> Debian へ変更、仮想マシン再作成

Ubuntu だと分からないので、Debian (amd64) に変更して最小構成で install してみた。やっぱり再起動後に文字化け。

Hyper-V って BIOS or UEFI ってないんだっけ? と調べてみて、次のページが見つかった。
blog.tpc.jp
2012年の古い記事だが、何となくピンと来たので試してみた。

これで問題なく起動できるようになった。SCSI がまずかったのかな?。Hyper-V もエラー出すなら英語にするか、日本語をまともに表示できる端末にしてくれたら良いのに。不親切。

debianCLI のみで起動させると、仮想マシンとは思えない速さ。

Ubuntu 再び install

検証の為に Ubuntu を再び install してみた。

  • 今度は仮想マシンを作成した後に物理ディスクを IDE に接続した。
  • 日本語、最小構成で install、再起動 Ubuntu の最小構成って最後に削除するだけなんだね...
  • 今度はOK。

やっぱり SCSI が悪さしていた模様。IDE に接続したら、問題なく起動する事ができた。

Ubuntu 物理ディスクから起動

Desktop PC を再起動して、BIOSSSD の起動順を変更し、128GB SSD から起動すると、問題なく Ubuntu が起動した。

その後、1TB SSD から Windows10 を起動し、仮想マシン + 物理ディスクから Ubuntu を起動しても、問題なく起動した。

どちらかといえば、仮想マシンの方が「もっさり」している感じ。CPU というより Video 周りの仮想化が遅いように思える。もっと最適化も出来るのだろうが...

物理ディスクから起動した Ubuntu は、現在の構成でもサクサク動いている。Video 周りで昔は苦労した記憶があるが、今は何事もなくすんなり使えている。Gnome3 の必要性はないので、Window manager を変えればもっと快適だろう。それだと Ubuntu の意味はなさそう。debian にしておこうか。

結果

  • Hyper-V Pass Through disk を使用して、DVD や USB Memory を使用せずに Ubuntu を物理ディスクへ install、起動する事ができた。
  • 物理ディスクから起動しても、仮想マシンから起動しても、問題なく起動できた。

最初に挙げた目的の1〜3までを確認する事が出来た。

たぶん仮想マシンUbuntu があれば物理ディスクを mount して、領域確保して debootstrap するのが簡単かなとも思う。

Hyper-V の第一世代、第二世代についても試してみたいと考えている。

次へ続く...