NAS バックアップ用USB HDD追加 接続編
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Synology DS218+のバックアップを定期的に自動で行う為に、USB HDDを接続する事にした。これまで、検討編、動作確認編、と進めてきたが、準備が整ったのでSynology DS218+に接続して設定してみた。
www.synology.com
Synology ナレッジベースを参考に進めた。
残念ながら、Century 四代目冷やし系HDD検温番は、Synology DS218+へUSBで接続した場合に、S.M.A.R.T.情報を取得できなかった。また、IHM(IronWolf Health Management)は内蔵HDDにのみ有効でUSB HDDには使用できなかった。
冷却性能の高いUSB HDDケースを使用する事でHDDを保護し、定期的にPCに接続してS.M.A.R.T.情報を確認する事でデータ保護を維持する事にした。
Synology DS218+への接続
Synology DS218+の設定
Hyper Backupの設定
- Synology DS218+には、データバックアップ用のアプリとしてHyper Backupが入っていた。手順は先頭のリンク先の通りなので、注意点のみ記載する。
- バックアップ先の設定。USB HDDのusbshare1を共有フォルダとして選択、ディレクトリを指定して次へ。他のバックアップソフトウェアとバックアップ元・先の指定順が逆になっているので注意。
- 暗号化した共有フォルダの場合には、マウントして読み取る事が出来るようにしておく。バックアップタスクを分けておいて、暗号化した共有フォルダは手動でバックアップさせるように設定した。
- アプリケーションのバックアップはしなくてもよいかと思ったが、全体のバックアップの中に含めた。
- 増分バックアップするので、毎日夜中に実行するように設定した。
バックアップの実行
- 約1TBのバックアップに3時間強、バックアップ後で875GB(約87%)
- 約50GBのバックアップに10分、バックアップ後で44GB(約88%)
- 既に圧縮された画像やWindows10のバックアップを含むので、圧縮率はそうでもない。
- そのままコピーではなく、フォルダ内に圧縮・分割された状態で保管されている。
- DSMのFile Stationだと、そのフォルダを開けばバックアップエキスプローラーが起動して中身が見える。問題なくバックアップされていた。
ext4フォーマットのUSB HDDがWindows10での読み取り出来ず
- バックアップの済んだUSB HDDをWindows10に接続すると、残念ながら認識できなかった。Windows用のext2fsdでも認識できなかった。
- 最悪DVDでlinux起動して読み取るつもり。Ubuntu用のHyper Backup Explorerがあるし、ネットワーク繋いでcifsでもnfsでも。
- 仮想環境でも出来るかも。linuxの仮想環境側でUSB HDDをmountしてサーバ立てて共有させて、ホスト側のWindows側でmountしてHyper Backup Explorerで読み込む。
- 今回は無理してWindow10 PCでの読み取りまでは行わなかった。後日、時間のある時に試してみよう。
個人のデータにそこまで、と感じなくはないが、写真を物理的に印刷してとっておくわけでもない、動画も物理メディアがどんどん変わっていくこの時代に、失ったら二度と手に入らない子供の写真や動画を確実にとっておく為であれば、多少の手間とコストは許容出来ると私は考えている。
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