Windows10 PCの内蔵HDDをSSDに交換して、非常に快適になった。ただし、SSDには書き込み回数の上限があるし、定期的なチェックが必要だと考えている。もちろん、初期のSSDと比較すれば信頼性は向上していると思うし、HDDの物理的な故障よりも今のSSDの書き込み回数上限の方が遥かに長時間使用できるとは思うが、メイン機種をSSDで使用するのは初めてなので、使用状況を適宜確認したい。
SanDisk SSD Dashboard
SanDisk SSD Dashboardというソフトウェアで、現在の推定ライフや様々な情報を得ることが出来る。
Copyright表示はWestern Digital、同一と思われるソフトがWestern Digitalのウェブページにもある。こちら。
「SanDisk SSDは検出されませんでした」
上の結果は、実はすんなりとは得られなかった。
- SATA6.0Gb/s(Marvell 91xx SATA 6G Controller)接続で、起動ドライブとして使用している状態で、
- CrystalDiskInfoやSpeccyでちゃんと情報が得られる。
- でもSanDisk SSD Dashboardでは「検出されませんでした」
- Western Digital SSD Dashboardでも検出されず。
- もう一つ接続しているHDDを外してもダメ。
- Marvell 91xx への接続ではダメなのかと思い、Intel H55のSATA3.0Gb/sに接続したら、やっと認識した。
という事で、やっとDashboardが動作する事が確認できた。
SanDisk Ultra3D 1TB SATA3.0Gb/s接続時の速度
せっかくなので、SATA3.0Gb/s接続の際の速度を測定してみた。
起動、操作の体感はあまり変わらなかった。というよりHDDの速度に慣れているので、SATA6.0Gb/sとの違いが分かりにくかった為かと思う。
そういえば、SATA3.0Gb/s側はAHCI無効にしていた。遅いのは、これが理由かもしれない。(機会があれば試してみる)
ちなみに、クローンした後のSATA6.0Gb/s接続の際の速度
真っ新からQuickFormatした直後に比べると若干下がっているが、それでもSATA6.0Gb/s接続の方が速い。特にRandom Accessが5~7倍速く、これが操作の快適性に大きく寄与している部分だろう。
で、どうする?
- SATA6.0Gb/sへの接続に戻した。やはりメーカーが言う程速度の出ない環境で体感には違いは感じないとはいえ、出来るだけ速い状態で使いたい。差がありすぎる。
- SanDisk SSD Dashboardからメーカーに問い合わせる事ができ、日本語が選択できるので、試しに問い合わせしてみた。(なんとなく「仕様です」的な回答が来そうだが)
- CrystalDiskInfoでも書き込み量は得られて、SSDのTBWは400TBなので、これと比較して寿命を予測する。
- 書き込んだ量はHDDからのクローンで300GB、2〜3日使った状態で400GB=0.4TBなので、対TBWで0.1%/3days、ありえないけどこのままのペースで書き込み続けたとしてだと3000日=8.3年、半分のペースなら16.7年。HDDより壊れにくいだろう。
- 限界まで使用した事は当然ながら無いので分からないが、壊れかけてきた時には読めるけど書き込めない状態、になるらしい。
メーカーから回答が届いたら追記する。
SanDisk 内蔵SSD 2.5インチ / 500GB / SSD Ultra 3D / SATA3.0 / 5年保証 / SDSSDH3-500G-J25
- 出版社/メーカー: サンディスク
- 発売日: 2017/09/08
- メディア: Personal Computers
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