hiroの長い冒険日記

主にコンピュータ周辺の興味を持った内容を綴ります

USB HDDのSynology DS218+へのバックアップと完全消去

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2005年~2006年(13~14年前)に購入したUSB HDD 40GBが4基あり、中のデータもバックアップしていなかったので、Synology DS218+へデータを移しつつ中身を整理した。

バックアップ

USB2.0接続(理論60MB/s)なのと小さなファイルが多いため、バックアップには時間を要した。整理は後回しにして、流れ作業で繋いではコピーの繰り返し。

Synology DS218+の個人フォルダhomeの下にUSB HDD毎にフォルダを作って保管した。

整理

中身を確認し、通常データは年のフォルダに分類、写真や動画は既に整理されている内容と重複しているはずだが、念の為に別フォルダに移動した。後で重複チェックし、不要なら削除する。

USB HDDの消去

個人情報の詰まっていたHDDなので、徹底的に中身を消去した。「ディスク消去ユーティリティ」というそのものズバリの名称のソフトをインストールして消去した。
www.vector.co.jp
インストール不要、Windowsシステムドライブとソフトの起動ディスクは選択肢から除外で安心、など使いやすかった。

消去方法には

  1. ゼロライト
  2. ランダムライト
  3. 国家安全保障局(NSA)推奨方式

の3種類あるが、今回は3番目のNSA推奨方式を利用した。

USB HDDの状態

バックアップ及び徹底的な消去を通じて、特に異常が出る事なく終了した。10年以上前の古いUSB HDDではあるが、使用する時以外は外して保管していた為に、疲弊する事がなかった為だろうか。

  1. HD-P40U2/UC (Buffalo) x 2
  2. HD-PHS40U2/UC (Buffalo) シルバー
  3. HD-PHS40U2/UCBK (buffalo) 黒、上の色違い

10年以上前の機種のページが未だに存在していた事に驚いた。USB2.0理論値60MB/sに対して、HD-P40U2/UC が21.3MB/s、HD-PHS40U2/UC が29.1MB/sと、今となっては低速なHDDである。

試しにフォーマットし直して、中身を確認してみた。
CrystalDiskInfoでは情報を得られず。
Speccy:

f:id:hiro20180901:20181101220825p:plainf:id:hiro20180901:20181101220842p:plain
左:WesternDigital 右:Samsung
内部ドライブは下記:
Western Digital wd400ue-00hct0 (kakaku.comへのリンク)
Samsung mp0402h (同上)
1番目の1台がWestern Digital、残り3台がSamsungのドライブだった(実物を確認していないのでホントかどうか分からない)。どちらも内部はパラレルATA(wikipedia)接続で、5400rpm、UltraATA100(理論100MB/s)、キャッシュ容量がSamsungが多め。流石にSMART値は取得できなかった。

CrystalDiskMark:

f:id:hiro20180901:20181101221432p:plainf:id:hiro20180901:20181101221445p:plain
左:Western Digital 右:Samsung
まっさらという事もあり、メーカー仕様よりはSeqが早かった。Seq 30MB/s前後なので、USB2.0理論60MB/sやUATA100理論100MB/sの半分~1/3なので、パラレルATAで接続してもこの程度だと思う。Randomは遅い。バックアップが遅かったのも納得。

何に使う?

流石に年代物だし、速度も容量も低すぎて使いみちが無い。徹底的に内部消去もしたし、新品のパラレルATA HDDの販売も少ないだろうから、格安で売る方向でやってみる。IDE HDDの破損した旧機種の復旧なんかで用途があれば良いが。

Western Digitai blueの2TBプラッタ品。デスクトップPCのデータ用HDDは、これの4TB品が出るま待つべきか。