DS218+ 初期設定 - hiroの長い冒険日記

開封とHDD取付、起動まで

Windows7 PCへの接続テストも無事終了したので、今度はNAS Synology DS218+に WD RED WD40EFRX-RT2 4TB x 2を入れて設定した。

HDDの設置やDS218+の初期設定は、ググると参考になるサイトが沢山ある。私が参考にしたサイトへのリンクを貼っておく。
www.sevencredit.com
chawanのたわごと : SynologyのNAS『DS218+』を導入してみた！簡単、便利、安心と三拍子揃った写真家にオススメのデータ保管デバイス #1 セットアップが簡単！編

ある程度使えるようにするまでの感想:

HDDの取り付けからDSM(Synology DiskStation Manager)のインストールまで、非常に簡単。PC側に専用ソフトウェアを入れる必要もなく、Webブラウザだけあればよい。iPhoneやiPadからでもがんばれば出来るかも。
マルチユーザーなシステム(linux)なので、そういう素養があった方が分かりやすい。MacやWindowsを個人使用のみの経験だと厳しめ。U*IXのUID、GIDが理解できているかどうかで難易度が変わる。
QuickConnectはFirewallに穴を開けなくても接続できるので便利。
静か。WD REDが静かなせいもあるけど、ファン回転数　中でも居間なら気にならない。
温度　システム40℃、HDD　30～31℃　低め安定。高負荷時にはどうなるか、後で確認する。
LED輝度を下げると子供たちも気にならないみたい。(念の為に触らないように言っておいたけど)
IP address は固定で使用するように設定した。n.n.n.1はルーター、～127まではDHCPで割り当て、128以降は固定で使用する。

WD RED WD40EFRX-RT2 x 2 を SHR(Synology Hybrid RAID)に設定した。異なる容量でも最大限の冗長化を図ることが出来る方式で、片方ずつ入れ替えれば停止せずに容量アップ出来るらしいので、今後の8TB等へ増やす際に試してみたいと思う。

読み書き速度

ネットワーク接続が1Gbpsなので、最大でも125MB/sに制限されるのを理解しつつ、読み書き速度を測定してみた。

f:id:hiro20180901:20181022235427p:plain — 左 : NAS RAID1　右 : HDD単体 SATA6.0Gb/s

f:id:hiro20180901:20181022213947p:plain — 左 : NAS RAID1　右 : HDD単体 SATA6.0Gb/s

Seq. Read/Write 速度は約120MB/sまで低下するが、注目はRandom Read/Write速度が向上している事。SHR RAID1で読み書きが分散される為か、DS218+のMemory 2GBがキャッシュとなっている為か、直接SATA6.0Gb/sで接続するよりも速くなっている。小さいサイズのファイルをゴチャゴチャする際には、PCのHDDよりもNASを使った方が速くなるというのは面白い傾向だと思う。
こういう事があると、10Gbpsのネットワーク機器が安価になったら切り替えたくなってくる。(もちろんNVMeなSSDは桁が違うのだろうけど)

初期のフォルダ構成

home  ' homes以下の認証したユーザー用フォルダにリンクされる
homes  ' 下3つ以外のフォルダ　ユーザー名のフォルダが出来る
music  '  音楽用。Audio Stationとスマホ用DS Audio使用時には必須。
photo  ' 写真用。Photo Stationとスマホ用DS Photo使用時には必須。
video  ' 動画用。Video Stationとスマホ用DS Video使用時には必須。

ちょっとクセがあるけど、管理をNASに任せるなら有効活用したい。

まずは、