hiroの長い冒険日記

主にコンピュータ周辺の興味を持った内容を綴ります

Windows Subsystem for Linux (WSL) インストール

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Windows10 の PowerShell の使いづらさに嫌気がさして、CLI の UI 改善を目的に Windows Subsystem for Linux を有効にして Ubuntu を入れてみた。

こちらを参考に作業した。
qiita.com
ひとつ前の Bash on Ubuntu on Windows のインストール記事だが、補足部分があるのでそのまま適用出来た。

Windows Subsystem for Linux 有効化

Hyper-V と同様に「Windows の機能の有効化または無効化」から有効にした。再起動してOK。

Ubuntu アプリ インストール

Microsoft Store から Ubuntu アプリをインストールした。起動して、user name と password を設定すると、bash が使えるようになる。

apt upgrade

debian 系なら最初に apt。

$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade

dpkg -l で package を調べると、それ程多くは入っていない。CLI で操作する分には十分。

$ dpkg -l | grep ^ii | wc -l
482

lv

find と grep は入っているので、lv だけ追加で入れた。

$ sudo apt install lv

more とか less とか同機能の command はあるが、指が覚えているので、これがないと不便。

directory 構成

$ df -BG
Filesystem     1G-blocks  Used Available Use% Mounted on
rootfs              931G  194G      738G  21% /
none                931G  194G      738G  21% /dev
none                931G  194G      738G  21% /run
none                931G  194G      738G  21% /run/lock
none                931G  194G      738G  21% /run/shm
none                931G  194G      738G  21% /run/user
C:                  931G  194G      738G  21% /mnt/c
E:                  932G   57G      876G   7% /mnt/e
  • rootfs も含め、Used が 194G、Available が 738G なので、大元の Windows10 C drive の容量を返している。
  • Windows の C drive、D drive が /mnt 以下に予め mount されているので、VirtualBox の Logs を見るのに便利(というより、この為に入れたというのが正解)。
  • Windows の binary も実行できた。
$ /mnt/c/Program\ Files/Oracle/VirtualBox/VBoxManage.exe --help

とか出来る。

結果

すんなり使えているなぁというのが第一印象。サービス動かすとか X 入れてどうとかするより、Windows10 の CLI を強化する使い方が正しいのだろう。もう少し色々と遊んでみよう。