無線接続時の速度は、親機と子機の関係で決まる。
使用している親機WG2600HP3の仕様:
http://www.aterm.jp/product/atermstation/product/warpstar/wg2600hp3/
NECの場合、測定条件が記載されていて、
http://www.aterm.jp/product/atermstation/product/warpstar/wg2600hp3/technical.html
表にまとめると次のようになる。(距離1m位)
アンテナ数 | 規格値 | 実効SP(udp) | 実効SP(tcp) | |
---|---|---|---|---|
5GHz帯 | 送信4受信4 | 1700 | 1430 | 1200 |
2.4GHz帯 | 送信4受信4 | 800 | 660 | 601 |
有線 | - | 1000 | - | 940 |
SP : スループット
単位 : Mbps
- 有線部分が1Gbpsなのにどうやってそれ以上の速度を測れるのか疑問だったけど、WAN→無線 + LAN→無線なのか。メモリやPC能力、OSも選んでそう。じゃないと別の箇所が律速になるから。
- udp、tcpと速度が落ちるのは有線でも同じ。
- 有線部分はftpで測定しているからtcp。
- 「暗号化設定なし」と記載あるので、実際にはtcpの値より若干下がる、はず。
- 一般住宅だと周囲にwifiの電波が飛びまくってるから、速度が下がる、はず。
同じ部屋で見通せる状態で、iPhone7plusからWi-Fi Sweetspotsでリンク速度を測定してみると、
速度 | |
---|---|
5GHz(11ac) | 960 Mbps |
2.5GHz(11n) | 230 Mbps |
ん?iPhone7plusのwifiはMIMO 2x2なので5GHz 866 Mbps、2.5GHz 300 Mbpsのはず。扉越しなど障害物があるとリンク速度は落ちるので、相対値はともかく絶対値はあてにならない模様。androidだとちゃんと出るのかも。
iPhone7plusでwifi 5GHzにつないで家内各所でSpeedtest by OoklaとRBB SPEEDTEST、Google インターネット速度テストを使ってみた結果
- 居間(親機設置箇所) 500 Mbps前後
- 寝室 (親機真上) 300〜400 Mbps
- 玄関外 (扉2枚+壁) 途切れ途切れ
やはり5GHzは障害物に弱い。常に1Gbps程度の高速を維持したかったら、各部屋に親機を置かないとダメ。
2.5GHzだと屋外でもなんとか100 Mbpsは出る。
有線でPCから測定すると700 Mbps、新しいデスクトップPCほしい。