運用している WordPress のサイトを Cloudflare Turnstile & CDN & Zaraz へ移行
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私は、このはてなブログ以外に3つの WordPress のサイトを運用しています。
hiro20180901.com
lftp-dsn.space
clairvoyance-power.com
この3つのサイトを Cloudflare のサービスに移行しました。
- Turnstile (from Google reCAPTCHA)
- CDN (from QUIC.cloud)
- Zaraz (from Google Analytics Tag)
以下に簡単に説明します。
Cloudflare Turnstile
CAPTCHA 認証を Google reCAPTCHA から Cloudflare Turnstile に移行しました。
Google reCAPTCHA は無料で使用できる範囲が少なくなる事が計画されています。使用量を増やしたい場合には有料プランへの移行が必要となります。
Cloudflare Turnstile は、無料で制限なく CAPTCHA 認証を利用できます。
これまで、Google reCAPTCHA を使用している時には、お問い合わせフォームに SPAM が届いていました。Contact Form 7 & Google reCAPTCHA で SPAM 判定されていましたので、タイトルを確認して削除していました。
Cloudflare Turnstile に移行してからは、通常のメッセージはもちろん受信できますが、Bot SPAM 自体が届かなくなりました。非常に快適です。
Cloudflare CDN
Cloudflare の Content Delivery Network の近いノードから、ユーザーへページの情報を渡す仕組みです。
LiteSpeed Cache プラグインでは QUIC.cloud 推しなのですが、無料で使用できる通信量が少なく、直ぐに使い切ってしまいます。
Cloudflare CDN は無料でも通信量の制限がありません。CDN の恩恵を常に受ける事が出来ます。
設定方法は、QUIC.cloud と同様に DNS の設定を変更するだけです。
このページでは QUIC.cloud の場合の設定方法ですが、Cloudflare CDN でも同様の方法で設定できます。
注意点が一つ。SSL の有効期限の自動更新に失敗します。期限が近くなるとレンタルサーバーの会社からメールが届きますので、その場合は一旦 DNS の設定を元に戻し、SSL の有効期限が更新されたら再び CDN を使用するようにします。
Cloudflare Zaraz
Zaraz はタグの提供を Cloudflare 側で行わせる機能です。用意されているテンプレートのうち、私が使用しているのは Google Analytics GA4 のタグでした。
G-... で始まる Google Analytics のタグを控えておいて Zaraz に登録すると、Cloudflare から直接 Google へ Analytics の情報が送信されます。
WordPress の Sitekit by Google 等で設定していたコードスニペットの提供を止めれば、タグに関する JavaScript がローカルのサーバーで実行する必要が無くなります。JavaScript の動作を減らせますので、サイトの負荷低減に効果があります。
