hiroの長い冒険日記

主にコンピュータ周辺の興味を持った内容を綴ります

Mechanical switch keyboad Keychron K8 購入

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自宅 PC の keyboard は有線の Razer BlackWidow Lite US配列を使用しています。Razer オレンジ軸に静音Oリングを取り付けて1年間使用し、キータッチや配列については十分に慣れて使い勝手については満足しています。UEFI の操作やトラブル対処に備えて有線接続に拘りましたので Razer BlackWidow Lite US 配列を選択して良かったと考えています。とはいえ、リモートワークが終了し会社に出社する生活に戻ると、会社支給のノートパソコンは日本語配列であり、リモートワークにより体に慣れた配列の違いにより戸惑う事が想像できました。そこで、自宅 PC で使用している Razer BlackWidow Lite US 配列は会社で使用し、代わりに mechanical switch の keyboard である Keychron K8 を購入する事にしました。

経緯

2021年2月に keyboard を買い替えしました。Happy Hacking Keyboard Lite2 から Razer BlackWidow Lite US配列です。
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有線接続で静音 mechanical switch でそれなりの価格、という基準で探して選択しました。使い勝手には十分に慣れて快適に使用しています。Desktop PC に接続して使用する分には keyboard を持ち運ぶ事はなく、場所を固定して使用しますので、有線接続でも十分だと考えています。

一時的にリモートワーク主体で仕事をする事になり、自宅の keyboard、mouse を使用する時間が長くなりました。keyboard も mouse も、会社支給品に比べると自宅で使用しているものは快適さに大きな差があります。通常の勤務に戻り会社支給のノートパソコンを使用する際には、US 配列と日本語配列の差を含め、ストレスを感じるようになる事が想像できました。

そこで、自宅 PC の keyboard と mouse を会社で使用し、代わりに新しい物を自宅で使用する事で、会社のノートパソコンの UI 改善と自宅 PC の環境改善に繋げようと考えました。

mouse については Logicool G604 に更新し、以前に使用していた Logicool G603 は会社で使用する事にしました。こちらは先行して切り替えましたが、やはり非常に快適でした。DPI 切替あり・ワイヤレス・スイッチの違いで、これほど差が出るとは思いませんでした。
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上の記事でも少し触れましたが、keyboard についても新しい機種を購入する事にしました。

新しいキーボードの要求事項

今回の keyboard に要求する事項は以下の通りです。前回の購入時とほぼ同様です。

  1. US 配列、TKL、ただし Fn キー多用は避けたいので 60% や 65% 配列は出来るだけ選ばない
  2. 静音リニア or 静音タクタイル
  3. mechanical switch が容易に交換できること

これまで20年近く自宅 PC は US 配列であり、この先も日本語配列に戻すことは考えていません。ten key は不要ですし、Fn キーを多用する keyboard に戻る事も考えていません。ten key がないだけで他の配列はそのままの TKL US 配列に拘りました。

現在使用している Razer BlackWidow Lite は Razer オレンジ軸で、他メーカーだと赤軸相当かと思います。新しいキーボードは同じ静音リニアか、試しに静音タクタイルにしようと考えました。

mechanical switch が容易に交換できる、というのは、はんだ付け不要で抜き差しできるという事です。この先長期間に渡って使用するつもりですので、特定のキーが故障した場合でも容易に交換できる物を選びたいと考えました。どうしてもswitch が合わなかった場合に、買い替えせずに自分で交換できるという点も今回拘った所です。(沼にハマらない様に気を付けています)

候補機種

検討した結果、候補に挙げたのは以下の keyboard です。

e元素機械式ゲーミングキーボード81キー :

2.4GHz & USB & Bluetooth の切替式です。2.4GHz のワイヤレス & Bluetooth 接続がある事、mechanical switch が容易に交換できる点は魅力です。それほど高価ではありませんので、ちょっと試してみたい気持ちになります。

しかし、keyboard 右側が特殊な配列になっており、標準的な配列から ten key を除いた形の TKL を希望する私としては躊躇する配列です。

また、mechanical switch が交換できるといっても、汎用品を使用する際には折れ曲がり易く追加工が必要という記事があり、今回は選択肢から外しました。

aki-lab.net

KEMOVE DK61 :

USB & Bluetooth の切替式です。mechanical switch が交換可能です。e元素とは異なり switch は汎用品を使用できるようです。

www.naenote.net

KEMOVE DK61 は私の好みに近いのですが、こちらも残念ながら普通の TKL ではなく 60% 配列で、cursor や del key がないタイプです。これの TKL 版があれば購入したかもしれません。

Keychron K8 :
mechanical switch が交換できる keyboard が他にないかググった所、Keychron の keyboard を見つけました。TKL の K8 は私の探していた条件にピッタリでした。

www.keychron.com

Keychron K8 にもバリエーションがありますが、検討した上で

の条件で購入しようと考えました。ホットスワップは今回の購入では必須としました。茶軸は初めてですが好奇心が勝りました。キーボード本体は重めが好みなので、樹脂ではなくアルミフレームを選択しました。照明は白のみが良かったのですが、アルミフレームでは RGB Light しか選択できませんので、白のみにも切り替えられますし妥協しました。

Keychron の keyboard が購入できるのは、国内正規代理店、国内通販、Keychron 直販の3種類がありました。Keychron 直販が送料を含めても最も安価で、国内通販品は特にアルミフレーム品は高価でした。国内正規代理店の品は技適対応品ですが希望の仕様は在庫なし、国内通販及び Keychron 直販の場合は技適に対応しているかどうか分かりません。(ですので Amazon へのリンクは貼りません)

国内正規代理店品は在庫が無かったので除外し、高価な国内通販品と安価な Keychron 直販品を比較し、もし技適に対応していなければ USB 接続の keyboard として使用すれば良いと考えて、Keychron 直販品を購入する事にしました。これまで海外通販を利用したことが無かったので、経験してみるのも良いかと考えた所もあります。

Keychron K8 購入

Keychron の直販で 4/2 に注文、4/6 に中国の広州から出荷、香港を経由して 4/9 には国内に到着し、4/12 に受け取りました。元々は 4/18 着の予定でしたから、かなり順調に配送されたようです。

海外通販を利用するにあたり、通常のクレジットカード払いではなく支払い上限を決められるバーチャルカードを利用しました。通常のクレジットカードと別に番号が割り当てられて、限度額の範囲内で上限額を任意に決められます。支払いが終了したら上限をゼロに設定できます。

開封 (省略)

海外通販だと、箱がボコボコになって…というのは昔の話なのかもしれません。厚いエアクッションに包まれた状態で届き、箱は非常に綺麗な状態でした。色々な方が開封の写真を載せられているので、今回は開封の写真は省略します。

一つだけ。

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残念でした。USB keyboard として使用します。もし Bluetooth を使用するのであれば、国内正規代理店品をお勧めします。

kopek.jp

使い勝手

本業が忙しくなってあまり触れる時間がありませんでした。数日間使用した感触です。概ね良好です。

  • 同じ TKL の US 配列ですので、Razer BlackWidow Lite と変わらず、迷わずに使用できています。比較の写真を下に示します。下が Keychron K8 ですが、右上二つの key の用途、最下段の key の大きさを除き配置は同一です。Razer BlackWidow Lite は会社で使用しますので、これで私が触れる keyboard は US 配列に統一できました。

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  • アームレスト必須と書かれている方が多いですが、私はなくても大丈夫でした。元々使用していた HHKB Lite2 も手前側が高めでしたし、その後の Razer BlackWidow Lite も高めです。比較の写真を下に示しますが、Keychron K8 の方が少しだけ高いですが違和感はありません。まだ使用期間が短いので、使いながら必要ならば購入しようと考えています。

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  • キータッチは思っていたよりも柔らかい感じでした。タクタイル感はしっかりとありますが極端に強いわけではなく、通常速度で入力していても引っ掛かる感じはありません。とはいえ使用期間が短いので、もう少し長文を入力してから判断したいと思います。
  • Razer BlackWidow Lite もアルミフレームでしたのでズッシリとした重みを感じましたが、Keychron K8 アルミフレームは更に重いと感じます。私は元々キーを打つのは弱めで底付き時の音は気になりませんが、全体的に重みがある分、底付きの音も響かないように思います。言葉で表現すれば「コトコト」という感じでしょうか。
  • 今の所 RGB 発光で使用しています。入力の際には殆ど keyboard を見ませんので、実はあまり気にならなかったりします。ブラインドタッチも30年位になるでしょうか。大学時代に苦労して覚えたことが今も役立っています。自転車と同じで、一度覚えたら忘れません。

まとめ

この記事の後半は Keychron K8 TKL 茶軸で入力しました。これまでの Razer BlackWidow Lite オレンジ軸と入力速度は変わりません。一日中使用しているわけではありませんので、タクタイルが追加された事による長時間使用した際の疲労等は分かりませんが、茶軸にして入力ミスは若干へったかな?という感触です。

使い始めの感触は良好ですので、文章の入力を通じてもう少し使用してみて、印象が変わればまた記事にしたいと思います。

会社のノートパソコンはサブモニタのような使い方にして、自宅PCのお古の 24 inch Full HD モニタ & Razer BlackWidow Lite & Logicool G603 の環境になりました。切り替えて数日ですが使い勝手は上々です。若干ノートパソコンのモニタ位置が低いのが気になりますが、メインのモニタ位置を高めにすることで PC を使う時の姿勢も良くなりました。もう少し改善したいと考えています。