hiroの長い冒険日記

主にコンピュータ周辺の興味を持った内容を綴ります

Western Digital SN850 2TB 購入

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2020年1月に今の PC を購入し使い始めて2年が経過しました。PC の motherboard には NVMe M.2 slot が 2基あるにも関わらず使用していない状態でした。たまたま Amazon の欲しいものリストを見ていたらポイント + ギフト券 + αで購入できる目処がたちましたので、NVMe M.2 SSDWestern Digital SN850 2TB を購入し取り付けました。

購入の経緯

今の PC を購入したのは 2020年1月の事でした。

hiro20180901.hatenablog.com

PC の買い替えだった為に流用できる物は流用しました。内蔵の SSD/HDD も流用し、NVMe M.2 SSD は購入しませんでした。

当時は NVMe M.2 SSD は PCIe-3.0 が主流だったのでどうせなら PCIe-4.0 の製品が欲しかった事、及び SATA SSD でも実用上困ることがなかったからです。

予算が浮いた分は CPU を Ryzen 7 3700x から Ryzen 7 3800x にしました。とはいえ、折角の X570 chipset と Ryzen 3800x なので PCIe-4.0 接続の NVMe M.2 SSD をその内に購入しようと考えていました。PC 関連で購入したい物の中での優先順位は高かったのですが、コロナ禍や PS5 需要で在庫切れしていたり、PC 以外の出費が嵩んだりして延び延びになっていました。

NVMe M.2 SSD のメーカーは、これまでの HDD や SATA SSD の経験から Western Digital SN850 で決めていました。昨年末に Synology DS218+ の HDD 3台等を購入した際のポイントに加え、クレジットカードのポイントと Amazon アソシエイトで頂いた Amazon ギフト券を合計すると丁度購入できる金額になりましたので、少し価格が下がったタイミングで購入した次第です。Amazon のリンクを押してくださった方に感謝です。

合わせて SATA ケーブルと PC スタンドを購入しました。

SATA ケーブルは Synology DS218+ から取り外した HDD 3台を内蔵する為です。3台で RAID を組んで遊んでみる予定です。

PC スタンドは設置場所からの出し入れで腰を痛めそうになった事、床の埃の影響を少なくしたい事、及びPC 下の掃除をやり易くする為です。

開封

NVMe M.2 SSD の実物を見るのも初めてです。

外箱 :
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表側 :
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裏側 :
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2TB でも表面のみの片面実装です。

想像していたよりも小さく感じました。付属品はなし、motherboard 付属の取付用のネジを使用しました。

取付

Motherboard は ASUS TUF GAMING X570-PLUS です。この motherboard は NVMe M.2 SSD slot が二つあります。
Slot 1 :
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CPU と 最上段 の PCI slot の間に NVMe M.2 Slot 1 があります。

Slot 2 :
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chipset の下、PCIe-4.0 x1 の slot の横に NVMe M.2 Slot 2 があります。

Slot 1 が CPU 側、Slot 2 が chipset 側への接続です。ASUS TUF GAMING X570-PLUS の NVMe M.2 slot の冷却用ヒートシンクSlot 1側ではなく Slot 2側にあります。てっきりヒートシンクSlot 1 に移設できるものと考えていたら、ヒートシンク固定用のナットが無く取り付け出来ませんでした。

ヒートシンクなしで運用するのは厳しいので、今回は chipset 側の Slot 2 に取り付けました。近いうちにヒートシンクを購入して、CPU 側の Slot 1 に移したいと考えています。

NVMe M.2 SSD を取り付けた後で、合わせて購入した SATA cable と PC に付属していた SATA 電源ケーブルを接続して HDD 3台を内蔵しました。これで

  • NVMe M.2 SSD 2TB x 1
  • SATA SSD 1TB x 1、128MB x 1
  • SATA HDD 4TB x 3、1TB x 1

という構成になりました。

HDD 3台が追加されて重くなったPC も、PC スタンドを使用する事で楽に移動する事ができました。

Crystal Disk Mark

取り付けが終了し無事起動できましたので、定番の Crystal Disk Mark で読み書き速度を測定しました。

NVMe M.2 SSD Western Digital SN850 2TB :
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SATA SSD SanDisk Ultra 3D 1TB :
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SATA SSD も比較の為に測定しました。Sequential も速いですが Random も 1.5 倍程度の数字が出ています。これなら起動 drive にしたら速そうです。

まとめ

PC を購入した当初からの念願だった PCIe-4.0 接続の NVMe M.2 SSD を購入して取り付けました。Drive letter がズレて path through 接続していた仮想マシンが起動できなくなる minor trouble はあったものの、Western Digital SN850 2TB 自体は問題なく認識し使用する事ができるようになりました。

Crystal Disk Mark による読み書き速度は Sequential が仕様より若干遅いですが、これは CPU 側の NVMe M.2 slot に付け替える事で解消できると思います。

この NVMe M.2 SSD には、最終的に Windows11 を入れようと考えていますが、その前に試しておきたい事があります。その内容につきましては別記事としてまとめる予定です。

PC の増強計画で残っているのは Video card です。機械学習がそれなりに出来る物となると nVidia RTX3070 クラスかと思いますが、こちらはマイニングバブルが弾けるまでは難しいでしょう。現在使用している GT1030 でも 4K表示には問題ありませんので、気長に待つことにしました。