前回の記事で書いた通り、PC用の Monitor を FullHD から 4K に更新しようと考えている。
hiro20180901.hatenablog.com
使用中の Monitor は、三菱製の Diamondcrysta RDT232WLM。
www.mitsubishielectric.co.jp
23 in. の FullHD (1920x1080)、TNのノングレア。上記の仕様には記載ないが、バックライトは CCFL だと思われる。
www.pasonisan.com
旧PCと一緒だったので2010年に購入したので10年が経過し、大きなトラブルはないものの、電源スイッチの反応が悪くなっている。PC本体もまともになった事だし、ちゃんと使えているうちに更新したいと考えている。
ただし、現在の Monitor 置き場は狭く、23 in. だと余裕だが 27 in. だとギリギリ。高さの微調整が出来ないと設置が難しいと感じている。比較的安価な 27 in. 4K モニターを調べると、高さ調整は出来ない模様。
そこで、先行してモニタースタンドを取り換えて設置してみて、27 in. の Monitor が設置できるか確認してみた。
到着、開封
モニタースタンド自体の箱の大きさは W440 x D245 x H145、 他の物と一緒に頼んだので、更に二回り大きな箱で届いた。持った感じは軽く感じたが、Amazon の商品の情報だと 2.27 kg 、それほど重くない。
開封すると保護用の段ボールシートがあり、その下に小箱とスタンドのアーム部分が置かれていた。梱包は必要十分、過剰に包装されている感じはない。
小箱を取り出すとアームの全景が見える。右側が VESA Mount 部分、左側がスタンドのベースに取り付ける部分。
内容物
小箱の中身は、組み立て用のネジ類と取扱説明書、ベース。
ネジは3種類で、左から
- VESA Mount 固定用ネジ。M4 x 10mm、4本。手回し用。
- VESA Mount 固定用ネジ。M4 x 10mm、4本。プラスドライバー用。
- ベースとアームの固定用ネジ。M5 x 12mm、2本。
取扱説明書は最近では珍しく中国語の表記がない。日本語は、直訳っぽい部分はあるが、図が多いので分かりやすい。プラスドライバーが同梱されていると書かれているが入っていなかった、が手持ちであるので問題なし。
ベースの表面と裏面。黒い樹脂製の部分の実測がW303 x D197、アーム取り付け部の金属部分が約30mmだけ飛び出している。
裏面には、組立・調整用の4mmの六角棒レンチが取り付けられている。こちらも手持ちであるので使用しなかった。金属製の2つの輪の間にある黒色の部分が回転して、全体の向きを変える事ができる。下面の接触する部分は、殆どが黒色の樹脂製で、回転部分のみ黒色のゴムが取り付けられていた。
アーム部分の作りはしっかりしていた。対応する Monitor の重量は 2.7 ~ 7.3 kg と取扱説明書に記載されている。全長が約370mm、幅が約120mm で、他の Monitor に付属するアームと比較すると太い印象である。
Amazon Basics の Logo がさりげなくプリントされている。それほど目立たない。私の設置場所では壁側になるので見えないが。
組立
Monitor を仮置きする場所さえ確保できれば、組立は10分もあれば完了するだろう。
- 既存のスタンドの取外し
- VESA Mount へアームの取付
- アームとベースの取付
- 調整
RDT232WLM の重量はスタンド無しで約5.1 kg との事で、調整はせずとも上下・チルトは問題なかった。後々に備えて、上下は若干強めに調整しておいた。
更新前後の比較。更新前のスタンドはグラつきが多少あったが、Amazon ベーシックモニタースタンドに取り付けると安定感が増している。昇降・チルト共に、強めに力を加えないと動かないので、徐々にズレる心配もない。
手回しのネジで固定したが、十分に固定されていて心配ない。だからドライバー同梱しなくなったのか。
最下限で13 mm、最上限で 140 mm。Monitor の VESA Mount の位置によって異なるだろうが、23 in. で中央より若干上寄りだと、この位の範囲で調整できる。
常用はしないが試しに縦置きに回転させてみた。RDT232WLM は左右上のベゼルが15mm程度あるが、最上限で回転させると、ベースとモニターが干渉してしまう。チルトで向きを上側に変えてから回転させれば問題なし。
設置と感想
- 元の場所にそのまま問題なく設置できた。後方の飛び出しや、ベース部分の角が壁に当たらないか心配していたが、まだ余裕があった。
- 高さも無段階で調整できるので、これまでより若干高めに設置した。
- モニター下のベース部分が平面状なので、隙間に物を置くことができるようになった。スピーカーを置いてみる。
- 実際に設置してみると、27 in. の Monitor も問題なく設置できそう。Amazon ベーシックモニタースタンドは、公称は最大 24 in. までの Monitor に対応しているが、回転させずに重量が 7.3 kg 以下であれば使用できるだろう。
昔はモニターアームで複数のモニターを設置する事に憧れていたが、現実はそのような環境を作ることは難しい。それでも、使い勝手を少しでも向上させるために、少しずつ環境を整えていく。
以前から欲しいものリストに載せて価格をチェックしていたら、たまたま価格ダウン & 10% OFF クーポンで購入できた。27 in. までなら Monitor を更新しても継続して使用できるし、長く使えそうな良い品だと思う。