@ITより:
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WSL 入門の連載記事が始まった。第1回目は WSL の概要と install、起動 option の説明まで。
MS-DOS と cmd.exe と UN*X の歴史に簡単に触れられているが、疑問に思う事があったので調べてみた。
UNIX - Wikipedia : 1969年
CP/M - Wikipedia : 1976年
QDOS - Wikipedia : 1980年
MS-DOS - Wikipedia : 1981年
XENIX - Wikipedia : 1981年
- AT&Tベル研究所で UNIX 生まれる
- 8bit PC 用の CP/M が普及
- 16bit PC用の CP/M が出なくて作ったのが QDOS
- QDOS を買い取って Microsoft が IBM に提供したのが MS-DOS (IBM 用は PC-DOS)
なので、UNIX の影響を受けて single user/single task な CP/M ができ、16bit PC 用として MS-DOS ができた。Microsoft も MS-DOS と同時期に XENIX を出していたのか。1984年に SCO に売却。
PC に興味を持って PC-8801MH を使いだしたのが 1987年だから、その頃には Microsoft は XENIX を手放していたので、Microsoft の黎明期に UNIX を販売している事を知らなかった。
CP/M が UNIX を模倣して作られて、16bit PC用で MS-DOS が出てきた。multi user/multi task な UNIX への漠然とした憧れがあり、それが 2002年頃の Linux を使い始めるきっかけになっていた。
コンピュータの歴史も面白い。ベル研とかパロアルト研、NeXTSTEP とか。時間を作って調べてみたいと考えている。