hiroの長い冒険日記

主にコンピュータ周辺の興味を持った内容を綴ります

Windows10 VirtualBox de Linux (Hyper-V Off)

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Hyper-V 有効な状態で VirtualBox を使用するのは保留としたが、新規で仮想マシンを作成するのは NG でも、既に作成した仮想マシンは起動出来るのでは? とコメントを頂いた。

これを確認する事、及び使い勝手を確認するために、Windows10 を Hyper-V Off で起動してVirtualBox仮想マシンを作成、起動してみた。

Windows10 Hyper-V 無効

hiro20180901.hatenablog.com
こちらで行なっていた Hyper-V を有効にする手順を逆に行った。1回の再起動で問題なく無効になった。

これで Hyper-V 無効、Intel VT-x 有効の状態となった。

Ubuntu64 仮想マシン作成

VirtualBox を起動して、予め落としてあった Ubuntu64 の iso image から最小構成で install した。
hiro20180901.hatenablog.com
こちらと同じ手順で実施したが問題なく起動できた。Hyper-V で入れた時には network にそのままでは接続出来ず仮想 NIC の設定が必要だったが、VirtualBox では何の問題もなく apt も動作し、package の更新もできた。

体感としては Hyper-VVirtualBox もほとんど変わらず。HDD に install していることもあって起動には多少時間を要するが (実機で使っていた時はもっと遅かった)、一旦起動してしまえば普通に使える。firefox も多少のもっさり感はあれど許容範囲内。

VirtualBox から仮想マシンを起動して、login prompt が出るまで約1分。shutdown は10秒程度。

CPU x 1、Memory 2GB、HDD 10GB だと swap して体感が落ちる。Memory 4GB に増やすと快適、swap もしなくなった。仮想 HDD を SSD に作ればより快適になると思う。

Debian32 仮想マシン作成

同様にして、Debian i386 iso image から Debian32 で仮想マシンを作成し問題なく起動した。

Hyper-V 有効で VirtualBox を起動させた時には出なかった、Debian64 の選択肢が表示されるようになった。今回は 64bit 環境と 32bit 環境の両方を作るのが目的なので、Debian32 を選択して作成した。

最小構成で、且つ X-Window も入れない状態で install した。要した時間は凡そ20分程度。昔に実機に入れた時よりもはるかに速い。

起動し VirtualBoxBIOS 的な画面が終わってから login prompt が出るまで10数秒。shutdown して画面が消えるまでも数秒。CPU x 1、Memory 1GB、HDD 8GB でも OS だけ起動させるなら十分。top で見ても swap していないし、仮想 HDD もほとんど空いていた。

画面の仮想環境の処理が重いのかもしれない。

結果

Ubuntu64 と Debian32 共に正常起動した。VirtualBox仮想マシンの作成方法に間違いが無いことを確認できた。共に CPU x 1 として、Hyper-V 有効にした際の動作を確認する。

Debian32 は X なしで install したが、思いのほか動作が軽いのに驚いた。速めの CPU で linux を動かす事がなかったので、違いを大きく感じている部分もある。

Hyper-V 有効にして、これらの仮想マシンが問題なく起動するのか確認する。今後、Docker for Windows も試してみたい所なので、出来れば Hyper-V 有効で使用したい所。